株式会社ヤマグチマイカ
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ミカレット(造粒マイカ)
   ヤマグチマイカの粉体加工技術のひとつが造粒です。
   マイカパウダーは嵩比重が小さい(嵩が大きい)ために、例えば樹脂コンパウウンドで押出機へ投入の際に
  フィード性が悪い、マイカパウダーが飛散して作業環境を悪化させるなどの問題があります。パウダーを造粒
  することで、これらの問題を解決できます。
   当社製品「ミカレット(MICALET)」は、マイカを造粒してペレット状にしたものです。造粒されたマイカは、混練
  や撹拌によって一次粒子まで崩れて均一に分散します。

   当社では、自社の粉体製品に限らずマイカ、タルク、セリサイトなどの各種無機粉体、あるいはそれらの粉体
  混合物を造粒することが可能ですので、ご要望があれば是非ご相談ください。


造粒されたマイカパウダー
品名【ミカレット 21PU】

【ミカレット 21PU】と【マイカパウダー A-21】の
押出機吐出量の比較

品名 ベース粉体 嵩比重
(g/ml)
水分
(%)
ペレット
径(mm)
バインダー種類、
添加量
備考
A-21B A-21S 0.7 0.5 3 バインダー未使用
21PU A-21S 0.7 0.5 3 ウレタン、0.8%
21P5(330) A-21S 0.7 0.5 3 バインダー未使用  アミノシラン1%添加
J31PU J-31M 0.7 0.4 3 ウレタン、0.8%  開発中
25P52(330) AB-25S - 0.4 5 バインダー未使用  アミノシラン2%添加
25PI AB-25S 0.7 0.4 3 無機、0.5%  開発中

* 表中の数値は代表値であり、規格値ではありません。


混合など
   当社の表面処理あるいは造粒加工の製造設備を用いて、異種粉体の混合が可能です。いずれもバッチ処理で
  撹拌や混練の工程がありますので、そこで粉体を混合し、そのまま一連の作業として表面処理や造粒加工を行う
  ことで製造設備の切換えが不要になり、効率的な生産ができます。
   造粒加工での混練工程において表面処理剤を添加し、表面処理を兼ねているケースも実際にあります。

   ヤマグチマイカは、粉砕、分級、表面処理、混合処理、造粒加工、熱処理など、粉体の製造と処理加工を得意
  とする会社です。当社が保有する設備、技術そしてノウハウを活用して、粉体に関わるお客様のご要望にお応え
  します。

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